こんにちは
アラフォー看護師で、妊活・妊娠中にして
『食べて痩せるダイエット』
チャレンジ中のMakiです
主に妊活中から妊娠中に実施しているダイエットや実践してよかったこと
「1年前の私に届けたい学び」として綴っていきます♪
結婚してから、「そろそろ子どもがほしいな」
子どもや将来の家族の在り方について考える時期ってありませんか?
結婚が36歳だった私は
結婚前から夫と子供のことについて話合っていました。
そして、生活を共にし始めてから、だんだんと気になってくるのが
「私、妊娠できるのかな??」ということ。
妊娠を望むカップルの10組に1組とも、
5組に1組が不妊症と言われている中、
不安は募るばかり・・・
私自身、振り返ると
「もっと早い段階で、不妊検査を受けておけばよかった」
そう、思うところがあります。
そんな反省を踏まえて、不妊検査についてお話していきます。
これだけは欠かせない!5つの不妊検査項目
不妊検査では、
どんなことを調べるのでしょうか?
クリニックによって検査内容の幅に違いがありますよね!
ここでは一般的な検査項目を紹介します。
基礎体温
基礎体温は専用の「婦人体温計」を用いて毎朝測定するものです。
起床時すぐ、体を動かす前に測定します。
基礎体温から、排卵の有無や時期を知ることができます。
※月経が毎月あっても、排卵していないことがあります。
基礎体温を付けておくと排卵の有無が予測できます。
血液検査
感染症検査
B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIVなどの感染症の有無を検査します。
今後の検査や治療を進めるにあたって、院内感染を予防するうえでも
検査を求められる施設が殆どです。
ホルモン検査
排卵周期によってできる検査項目が分れるため、
1回の月経周期の中で日を分けて検査が必要となります。
FSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体形成ホルモン)
脳下垂体機能、卵巣機能がわかります。
エストロゲン
卵胞の発育を知ることができます。
プロゲステロン
排卵の有無や黄体の働きががわかります。
プロラクチン
数値が高いと、排卵が抑制されている可能性があります。
甲状腺ホルモン検査(TSH・FT3・FT4)
甲状腺の疾患の有無について調べます。
甲状腺機能に問題があると、月経異常や無排卵となることがあります。
抗精子抗体
抗精子抗体が高いと、精子を「異物」として攻撃してしまい
精子の侵入を拒絶してしまいます。
超音波検査
経膣エコー(内診)で
子宮や卵巣の状態を調べます。
子宮筋腫や腺筋症があると
着床が困難となったり
卵巣に腫瘍や、多のう胞性卵胞があると
排卵障害を起こしたり、
場合によっては治療が必要となります。
エコーでは卵胞の発達程度や
子宮内膜の厚さがわかるため
排卵時期を予測することもできます。
クラミジア検査
性感染症の1つで
自覚症状がないケースが多いものです。
クラミジア感染があると
卵管の癒着・閉塞、
骨盤内の炎症を起こす可能性があります。
精液検査
精液の量、精子の数と運動率、奇形率などを調べます。
医師と相談して受けたい検査項目
不妊検査の基本項目の他に
医師と相談しながら受けたい検査項目も紹介します。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)
採血による検査項目の一つで
卵子の在庫数の目安がわかる項目です。
俗に、
卵巣年齢が高い・低いと評価されます。
AMHは治療方針を決める
判断材料としても有効です。
子宮卵管造営検査
造影剤を膣から子宮内に流し
X線で撮影します。
子宮の大きさや形をみたり
卵管に癒着や閉塞がないかを調べます。
軽度の癒着や狭窄であれば、
造影剤を流すことで広げられ、
妊娠率が上がる人もいます。
フーナーテスト
性交渉後に子宮頸管粘液の中にある精子が活発に運動できているかを診ます。
自然妊娠ができるかどうか
一つの判断基準にもなります。
子宮鏡検査
エコーや子宮卵管造影では発見できないような
子宮内膜の炎症やポリープを見つけることができます。
不妊検査のタイミングはいつ?事前に準備しておくとよいこと
不妊検査のタイミング
まず、私自身は不妊検査を受けるまで、1年待ってしまいました。
「タイミングさえ図っていれば、いずれ妊娠する」と思っていたのと
心理的に検査をすることに前向きになれなかったのもあります。
不妊検査が推奨される時期は年齢によっても違います。
妊娠を望む女性年齢が
35歳未満であれば
妊活を始めてから半年から1年経ったころ
35歳以上であれば
妊活を初めてすぐか半年たったころ
40歳以上であれば
妊活と同時期、出来るだけ早い段階
年齢が上がるとともに、妊孕性(妊娠のしやすさ)は下がり、
35歳を過ぎると加速度的に下がっていきます。
早く授かりたい!と考えている方は
検査だけでも先にしておくことが
妊娠への近道となるかもしれません。
不妊検査の前に準備しておくこと
基礎体温をつける
検査を行う施設によって、
初診時に「基礎体温表」の
持参を求められる場合があります。
理想としては、受診予定の2~3か月以前から
記録があると望ましいと言われています。
月によって月経周期の乱れが生じることもあるため
過去データが多いに越したことはありません。
ただし、基礎体温をつける習慣がなかった人もいると思います。
その場合は検査する施設に事情を説明し
基礎体温の測定開始と
施設で行う検査の予約をするといいです。
検査する施設を予約する
不妊検査を行っている施設は多く存在しますが
検査項目によってできない施設もあるので注意が必要です。
また、ホルモン検査など、
日を分けて行う検査もあるため
通いやす施設を探すことも需要です。
診療終了時間が短い施設もあるので
仕事終わりが遅い方や
休診日と自分の休みが被らないかなど
事前に調べておくことをお勧めします。
施設によっては、月経周期に合わせて
診察日を指定される場合があります。
そのうえ、
人気の施設は予約が数週間先となる場合もあります!
「1周期の内に、一気に検査をしたかったのに
予約が取れなかった~」
なんてことがないように
今後、通うことを決めている施設があれば
早めに予約をしておくと安心できます。
不妊検査にも助成金が出るかも!!助成金をもらうためのポイント
2022年4月から、体外受精・顕微授精も
保険適応されるようになりましたね!
それまでは自治体によって、
助成金制度がありましたが
上限が決まっていました。
基本的には自費診療であり、
『不妊治療』=『高額なもの』でした。
保険適応となっているのは、「不妊治療のうちの一部」
なので、不妊治療をする前段階の検査は
保険適応になりません。
ただし、自治体によっては助成金制度を持つところがあります。
私は受け取れなかった!東京都の不妊検査の助成金
不妊治療を始めるために、不妊検査から行ったのですが
結果的に私のやり方では助成金を受け取ることができませんでした。
東京都の不妊検査の助成金についての詳細はこちら
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/kosodate/josei/funinkensa/gaiyou.html
私が受け取れなかった理由は2つあります。
・不妊治療開始とされる日から
不妊症についての検査を行った期間が
1年以上経過してしまった。
・検査や治療を行った施設が
複数あり、申請が難しくなった。
ちょっと詳しく経過を説明しますね。
最初に不妊検査を行ったのが、体外受精をした施設ではありませんでした。
しかも、体外受精を行った施設を受診する
1年以上前だったのです。
因みに、実施した検査は
「ホルモン検査」「感染症」「精子検査」
まででした。
その後、子宮内にポリープが見つかり、
別の総合病院で手術を受けました。
その時の子宮鏡検査も
助成金の対象になったかもしれないのですが
期限外となったため申請できず。
また、施設自体が3つに分かれたため、
期限内であっても
助成金制度を利用する場合、
それぞれの施設に申請書の作成(有料)を依頼しなければなりませんでした。
東京都の不妊検査助成金を受け取るためのポイント
・受給資格を確認する。(妻の年齢が40歳未満など、規定があります)
・不妊検査は夫婦ともにまとめて1年以内に実施する。
・助成金対象となるのは「特定不妊治療開始まで」のため、
気になる検査項目は体外受精や顕微授精など
特定不妊治療を開始する前に済ませておく。
そしてそして
残念なことに、
検査をする施設側から助成金制度については
案内されないこともあります・・・
(私がはじめに検査をしたクリニックはそうでした)
施設によっては検査と治療(特定不妊治療以外のもの)についての費用を
助成金を使った場合どうなるか、
シュミレーションした案内をしている所もあるのでほんとそれぞれですね!
東京都の不妊検査等助成事業の上限は
5万円までなので
検査をする施設に相談しながら申請するとよいです。
終わりに
不妊症は、検査では原因がわからないことも多いです。
しかし、検査によって、妊娠までのプロセスのどこに問題があるかが
はっきりすることもあります。
例えば、抗精子抗体の値が高いのに、知らないことで
タイミング法だけを行い、妊娠できないなど。
そして、検査項目が沢山ありましたね。
受ける検査の目的を理解し、
自分に必要な内容であるか
知りたい情報が得られる検査が実施できているか
妊活を進めるためのステップになっているか
ぜひ、医師と相談しながら、
時間も、お金も最小限で
新しい命を授かりますように。
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