こんにちは
アラフォー看護師で、妊活・妊娠中にして
『食べて痩せるダイエット』
チャレンジ中のMakiです
主に妊活中から妊娠中に実施しているダイエットや実践してよかったこと
「1年前の私に届けたい学び」として綴っていきます♪
妊活を意識して月日が経つと、
誰に打ち明けるかどうか、迷いませんか?
私はとっても迷いました。
そして、その迷いは月日とともに
「プレッシャー」に変わり
地層のように層を成していくんです。
結婚をして、すぐに子供を授かる友人たち。
自分よりも後から結婚した同僚の妊娠報告。
それらに喜びを感じながらも
心のどこかで
焦りや落ち込んでいる自分に嫌気がさす。
両親、義父母は何は言わないけど・・・
正月や親族が集まるときに
寂しそうにみえる気がしたり。
ちょっとここまでくると、
被害妄想チックですかね。
でもそれだけ、「妊活期間」が長くなると、
余計なことまで考えてしまうのです。
ここでは、私自身の経験から
不妊治療をしていることを話す・話さないで
大きく心境や環境が変わったので、
そのことについてお話します。
両親・義父母へ不妊治療のカミングアウト時期と方法
ご家庭によると思いますが、
結婚してから、両親たちの「孫」への期待を感じることはありますか?
私は結婚の挨拶の時から、
「ゆくゆくは自分たちの家庭をもって・・・」
「親になってはじめて一人前だ」
と言葉をもらったり。
少なからず、
将来増える「家族」についての期待を
感じていたように思います。
両親へのカミングアウト
両親へ不妊治療についてカミングアウトしたのは
結婚して2年、
妊活を意識して1年経過したころでした。
その間、流産もしていたので、
『心配をかけたくなかった』
というのが大きな理由ですが
結婚して2年がたち
「子供のこと」について、両親から
何か言いたそうな・・・
でも我慢してそうな・・・
そんな雰囲気を感じていました。
当時、クリニックに通い、
一通りの不妊検査を済ませ
タイミング療法の指導を受けているところでした。
両親にこれまでの経過を話すと、
前向きに子供のことを考えていることが知れて
安心した様子でした。
義父母へのカミングアウト
義父母へは、
夫から妊活の報告をしてもらいました。
あっ、私と義父母との関係は良好ですよ♪
報告時期は妊活のステップアップを決めた
結婚から3年後、
クリニックに通い始め2年目の頃でした。
報告したときは、
あまりプレッシャーに感じないように
頑張って! と応援の言葉をもらいました。
親へ不妊治療をカミングアウトしたことで変わったこと
正直、もっと早い段階で
カミングアウトすればよかったなと感じています。
一番大きい変化は私自身のメンタルです。
・電話や会ったときに感じる
後ろめたさが軽くなった
・妊活がうまく行かなくても、
行動していることが自分の励みになった。
・子供を望み、行動していることに
親も安堵しているのがわかった。
私もなんとなくナイーブな内容であり、
打ち明けにくかったのですが
話してしまえば、
お互いに遠慮していたことがよくわかり、
「子供」についての話題のタブー感が
お互いになくなったように思います。
職場への妊治療のカミングアウトはどうする?
上司の立場からのカミングアウトの受け入れについて
私は職場で「主任」の役職にあったのですが
同僚の中で何人か不妊治療中の相談を受けることがありました。
私自身は職場へのカミングアウトについて
上司(自分の評価者)へは伝えるべきと考えています。
特に大きく問題になってくるのが
休み調整や終業後の診察に間に合うか問題・・・。
不妊治療のステップや時期にもよりますが
急な受診や休みが必要になったり
時に旦那さんの勤務と合わせる必要があったり・・
私の職場では夜勤もあったので
夜勤調整も必要となります。
そんな時、
ただ、休みや早退の相談をされるより
事情を知ったうえで調整するのとでは
勤務態度の見え方が変わります。
委員会や係の
業務を振り分ける段階でも
本人と相談し、評価に関わる目標設定も
行いやすかったです。
ただでさえ、妊活でメンタルを削られるのに
職場でも自分の出来る範囲での一生懸命が
評価されなかったらつらいですよね・・・
自分がどこまでを目標にしているのか
それがどう評価されるのかは
実際の評価者と意識のすり合わせをすることが
必然となります!
上司へのカミングアウトの方法
一方、私自身も不妊治療について
上司にある程度まで相談しておりました。
普段の勤務では
委員会の掛け持ちもあったので、
時間外に会議出ることも多くありました。
会に出席できないと分かったとき、
調整できるものは同じ会議に出席する
他部署の人にお願いし、後日共有してもらう。
持ち帰りできる作業を分担して自宅でやったり
別の日に残業したりして工夫をしていました。
上司への説明内容は主に3つ
・治療内容(必要な範囲)と休みが必要な時期
・予測される残業ができない時期について
(自分で解決できることは解決方法も相談)
・周囲(同僚)の理解者の有無
治療については「自分が理解してほしい」
と思う範囲でお話しました。
なるべく安静が必要な時期
とくに腹圧をかけたくないときなどは、
自分が気を付けるだけでは
思うようにいきません。
そして周囲に理解者がいるかどうかは
仕事を分担するうえでも
ちょっと相談したい時にも
とても頼りになります。
同僚へ不妊治療のカミングアウト
同僚全員に理解してもらおうとする
必要はないと思います。
ただし、
出来れば複数人、
自分の理解者になってくれる人
を作っておくことは大切です!
「堂々と仕事を任せる」
という意味ではなくて、
しんどい時に、そっと寄り添ってくれる人。
うっすらでも事情を知っている人が
職場にいるだけでも全然違います。
休みが続いたり
みんな残業してる中、
自分だけ早く帰るときなど
周りの目が気になりませんか?
自分が話しやすい人からでいいので、
同僚・先輩と応援してくれる人を
つくっておくことをお勧めします。
友人へ不妊治療のカミングアウト
友人へのカミングアウトは
関係がどんなに親密でも
必ずしもいることだとは思いません。
私は妊活を経験した友人には
相談に乗ってもらいたかったので話ました。
ほかにも話したのは私が
「話したい」と思った数人のみ。
思い返すと、
「妊活中のメンタル低迷期」でも
悲しみや絶望感などは友人との話題には
していませんでした。
友人とはたまに会って
他愛もない話をしたり、食事を楽しんだり
一緒に何かを共有することで、互いに
「楽しかった! また会おうね」
そんな感じで別れるのが私にとって
一番の心の栄養なのです。
自分が話すことで楽になる相手。
話すことで相手が負担とならない範囲で
無理なく打ち明けられるならいいと思います。
終わりに
不妊治療についてのカミングアウトは
誰にするか、いつするか、どこまで話すかなど
誰しもが迷うことだと思います。
せっかく打ち明けても理解してもらえない
ケースもあるでしょう。
それでも打ち明けることで
わかってくれる相手も増えるのも事実です。
不妊治療中の心理的負担が
少しでも軽くなるように
パートナーとも相談して
カミングアウトを考えてみては
どうでしょうか。
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