現役看護師が考える不妊治療クリニックの選び方

こんにちは

アラフォー看護師で、妊活・妊娠中にして

『食べて痩せるダイエット』
チャレンジ中のMakiです

主に妊活中から妊娠中に実施しているダイエットや実践してよかったこと

「1年前の私に届けたい学び」として綴っていきます♪

子供が欲しいけど、なかなか授からない。

不妊治療について、相談したいけど
クリニックが沢山あって
どこを選んだらいいかわからない。

そんな悩みをお持ちの方いませんか?

今日は
病棟、外来、婦人科、泌尿器科看護師としての
経験も踏まえて

不妊治療を進める第一歩として大事な
クリニックの選び方についてお話します。

沢山あってわからない!不妊治療を扱う施設の違いと特徴

総合病院

総合病院の特徴

1つの施設で多くの診療科を持つのが「総合病院」ですね。
「産科・婦人科」を持つ施設も多く、施設によっては
不妊治療を扱うところもあります。

総合病院のメリット

不妊治療を卒業し出産へ進むとき
同じ施設内で継続して診てもらえるところです。

また、持病があった場合にも他科との連携がしやすいので

膠原病や糖尿病など、妊娠に大きく影響する持病がある場合や

胎児になんらかの問題が生じたときも
同施設内で連携が取れるケースが多いのがポイントです。

総合病院のデメリット

担当医が変わる可能性がある
総合病院には多くの医師が在籍しており、
自分の希望する日時と
初診で担当した医師の診療日時が合わず、
毎回別の医師が担当となる場合があります。

また、研修医が立ち会う場面も多くあります。

診察・会計の待ち時間が長い

総合病院の産婦人科では
不妊治療以外で受診される患者さんが多くいます。

診察待ちの順番が入れ替わったり
待ち時間が読みにくい傾向にあります。

町の産婦人科・レディースクリニック

町の産婦人科・レディースクリニックの特徴

総合病院よりも受診がしやすく
「診療科」が定まっているため
患者層が決まっているのが特徴です。

ただし、「産婦人科」というと
婦人科系の疾患で通院している患者

月経に関係する問題でかかっている人

妊娠前・妊娠中の人など多様な患者がいます。

町の産婦人科・レディースクリニックのメリット

・担当医が変わらない(選択しやすい)
町のクリニックではその施設の院長先生と
曜日担当の外部医師で診療を
分担するケースが一般的です。

施設によりますが、
毎度、医師を指定できることが多いです。

同じ医師に担当してもらうことで、
前回相談した内容や
今後チャレンジしたいことなどの話が
通りやすく
医師と共通認識で
治療を進めていくことが簡単になります。

・総合病院と比べ、
 診療日や時間の調整がしやすい。

クリニックによりますが、
土日の診療をしていたり
17時以降も窓口を開いている施設も多く存在します。

町の産婦人科・レディースクリニックのデメリット 

施設により診療範囲が違うところです。
ステップアップしたいのに、
ARTは行っていない施設。


不妊検査の項目によって、扱っていないものもあります。

特に、子宮鏡や子宮卵管造影は
機材を扱っていないところもあります。

泌尿器科

泌尿器科の特徴

泌尿器科では「男性不妊症」
を扱っている施設も存在します。

泌尿器科のメリット
圧倒的に女性が多い婦人科や
レディースクリニックに
通いずらい男性が比較的通いやすい。

泌尿器科のデメリット
妻と夫、それぞれ別の施設での診療・不妊治療をすすめることになるので、連携が難しい。

不妊治療専門クリニック

不妊治療専門のクリニックの特徴

その名の通り、
婦人科(レディースクリニック)の中でも

「不妊治療に特化したクリニック」になります。

不妊治療専門クリニックのメリット

・不妊治療の専門医が在籍していることが多い
・より専門的な治療や検査ができる

専門医や専門の検査技師が在籍していることで
治療の範囲が格段に上がります。

不妊治療専門クリニックのデメリット

・不妊治療卒業後は
 出産の施設を探さないといけない。

妊娠から出産まで施設を変えたくない
という方には不向きとなります。

・地域によってクリニック数が少なく
 人気の施設は予約が取りずらい

「不妊治療」を専門に行っている施設は
多くなく、人気の施設は
予約が取りずらいことがあります。
施設の説明会に参加したり、
あらかじめ受付窓口に相談することをお勧めします。

不妊治療の施設選びの3つのポイント

治療範囲で選ぶ

不妊治療を考えるとき
「どこまでをいつまでやるか」を
 あらかじめ決めておくといいです。

例えば、はじめの6か月は不妊検査一般を勧めながら
タイミング療法を頑張る。

人工授精からはじめる

体外受精に踏み切りたい! など

考えている治療によって
特化している施設を探すのも1つの方法です。

そして、特に気を付けたいのが

クリニックによって、医師の方針で
体外受精を扱っていると謳っていても、
実際は人工授精までを推奨し、
「なかなか自分が思う治療が進められない」
という声もきくことがあります。

ホームページなどで治療実績がみられると
受診する前からある程度の治療のイメージが
付けられると思います。

医師の専門分野を調べる

同じ産婦人科医でも「専門」が細かく分かれます!

例えば、がん治療を得意とする医師がいれば、
手術の技術が優れている医師もいます。

そして、不妊治療においては、
「生殖医療専門医」の認定を
受けている医師もいます。

治療や検査の範囲を広げていくことを考えると
「生殖医療専門医」の在籍するクリニックを
探すのも良いと思います。

診療時間・通院距離をイメージする

どれだけ魅力的なクリニックでも
通えなければ意味がありません。

治療や周期によっては1週間のうちに
2~3回受診が必要な時期もあります。

特に、仕事をしながら通院することを考えると

・職場から通院できる距離にある病院

・診療時間が17時以降の受付もあるところ

・土日、祝日の対応をしている所 

自身の生活リズムや通院距離を考慮して
通院しやすい施設を選ぶことが大切です!

終わりに

クリニック選びは、どれだけ調べても
なかなか決められないこともありますよね。

医師と話しが合わない。

思っていた治療ができない・・・

訪れて初めて分かることも多いです。

不妊治療は精神的な影響も出やすいものです。
「あわない」と感じたら、

担当医を変えてもらったり
クリニックを変更することも考えてみてください


あなたが、
相談しやすい医師と巡り会えますように。

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