不妊治療でよく聞くAMH値とは?AMHでわかる3つのこと

こんにちは

アラフォー看護師で、妊活・妊娠中にして

『食べて痩せるダイエット』
チャレンジ中のMakiです

主に妊活中から妊娠中に実施しているダイエットや実践してよかったこと

「1年前の私に届けたい学び」として綴っていきます♪

今日は不妊治療を行う上でよく耳にするAMH検査についてお話します。

AMH検査とは何か?AMH値でわかる3つのこと

AMHとは 
抗ミュラー管ホルモン)のことを指し、


卵子の在庫数の目安となる

ホルモンになります。

??卵子の在庫ってどういうこと??

そんな疑問をもたれた方も
いらっしゃいますよね??

私も始めて聞いたとき、
意味が解らなかったです・・

卵子の数は生まれたときから決まっている!年齢とともに減少!!

まず、
卵子の数が有限であり、
年齢とともに減少している


ということをご存じですか?

女性として生まれてきたときに、
「原子卵胞」と呼ばれる
卵子のもとをもって産まれてきます。

その原子卵胞の数は・・・

およそ200万個!!

しかし、12~14歳にはその数は

20万~30万個にまで
減少していると言います。

思春期を過ぎると

1回の生理で
約1000個の卵子のもとが
消費されていくといいます。

卵子のもと(原子卵胞)は
新しく作られることはないと
言われています。

つまり、減る一方であるということ。

高年齢になるにつれて、
妊娠が不利になる理由は
ここにもありそうですね!

AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査は


卵巣内で発育途中にある卵胞から
分泌されるホルモン値を知る検査になります。

年齢とともに減少するのは確かなのですが、
AMH値は個人差が大きく

20代でも低い値の人もいれば
高年齢でも比較的高い値の出る人もいます。

AHM検査でわかること3つのこと

卵巣予備機能

AMH検査のことを卵巣年齢を知る検査
という言い方をされる方もいます。

AMH値が低いということは
残存する卵子の数が少ないということ
を意味します。

AMH値の平均値は?

ここで気になるのが、
AHM値の基準値ですよね!


あくまで参考までの基準値となります

30歳~34歳未満・・・4~6未満(ng/ml)

34歳~36歳未満・・・3~4

36歳~38歳未満・・・2~3

38歳~40歳未満 ・・・1.5~2

40歳~42歳  ・・・1.5~1

42歳~45歳 ・・・1.5~0.41

46歳以上   ・・・0.30

先ほども触れましたが、
AMHには個人差があります。

検査数値に一喜一憂せず
検査結果から
何を選択するかを大切にしてください。

閉経のリスクが予測できる

閉経の平均年齢は51歳前後と言われています。
一方、
40代前半、中には30代後半で閉経を迎える
「早期閉経」の方もいらっしゃいます。

AMH値の減少と早期閉経のリスクが
相関している
というデータがあります。

AMH値を知ることで早期閉経のリスクについて
予測することができるのです。

多のう胞性卵巣症候群の可能性がわかる

AMH値が低い≒卵巣予備機能が低いと
考えられますが

『AMH値は高いほど良い』
というわけではないのです。

AMH値が6.0以上あると
『多のう胞性卵巣症候群(PCOS)』の
可能性が出てきます。

多のう胞性卵巣症候群があると
排卵障害を起こすリスクが高まるため
注意が必要です。

終わりに

不妊症の検査や治療を始めていくうえで
AMH値はとっても気になりますよね!

AMH値が低い場合、
心配される方も多くいらっしゃると思います。

しかし、

AMH値が低いことと
妊孕性(妊娠のしやすさ)は
イコールではありません。

AMH値を知ることは、あくまで

治療方針を決めるための判断材料の一つ

そう捉えるといいデータです。

あくまで数ある検査の1データとして受け止め
医師と相談しながら

自分とパートナーの望む治療を
選択しましょう!

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