不妊検査で子宮ポリープ発覚!看護師の私が手術を選択した理由

こんにちは

アラフォー看護師で、妊活・妊娠中にして

『食べて痩せるダイエット』
チャレンジ中のMakiです

主に妊活中から妊娠中に実施しているダイエットや実践してよかったこと

「1年前の私に届けたい学び」として綴っていきます♪

先日の記事で
「子宮筋腫」「子宮ポリープ」の
お話をしました。

そして、
子宮筋腫や子宮ポリープが妊娠を妨げる原因と
なりえることにも触れました。

今日は私の実体験をお話します。

私が子宮ポリープを取る選択をした理由

結婚して1年が経ったころ、妊娠できない日々が続いため
不妊検査を受けることにしました。

その時に、普段の婦人科検診では
指摘されてこなかった
『子宮内膜ポリープ』が見つかったのです。

「あ~子宮の真ん中にポリープがあるね・・・」 と先生。

!!!!!!

まず、子宮筋腫やポリープが見つかっても
必ずしも「取る」選択をしなくても
良いことが言えます。

理由は『良性腫瘍だから』

筋腫やポリープがあっても

自覚症状がなく、日常生活を送るうえで
何ら問題のないケースも多いのです。

一方、

不妊症に悩んでいる方が
手術をしたことで妊娠率が2倍になった!

というデータもあります。

そして私に見つかったポリープは・・・

子宮のど真ん中にあり
エコーで見た感じ、2㎝ぐらいの大きさがある

ということ。

「ポリープと着床は関係ない」
という医者もいれば・・・

「ポリープを取ることで妊孕率が上がる」
という医者もいる・・・

悩んだ結果、
1年以上自然妊娠ができなかったこと

病理で調べたわけではないので
数パーセント? 0.数パーセント??
の確率で「悪性」の可能性がある

ということを踏まえ、
手術による摘出を決意しました。

子宮ポリープ摘出までの流れと手術

子宮ポリープ摘出術前までの流れ

子宮ポリープを摘出するにあたり

やること、考えることがいくつかありました。

・手術をしてくれる病院を探す

・妊活を休む期間が生じること

・仕事の調整

手術をしてくれる病院を探す

不妊検査を行ったクリニックは
外来のみだったので


治療が可能な施設を
いくつか紹介してもらいました。

中には私の働いている総合病院もあったのですが

婦人科の先生も、手術室の看護師とも
顔見知りだったので・・・

恥ずかしくて他の近隣施設を
紹介してもらいました。

その時、年間の手術件数や内容、
入院施設の様子もHPで確認しましたよ。

手術前後で「妊活休止期間」が生じる

紹介してもらった病院では

・妊活中であること
・なるべく早く治療をして
 妊活を再開したいこと

これらをお話したら、
とんとん拍子で手術日程を組んでくれました!

手術が決まっても、
手術が受けられる体どうかの検査が必要です。

・一般採血・感染症・血液型検査

・胸のレントゲン

・心電図

・MRI
(より詳しくポリープの状態を知るため)

検査自体は外来で1日ですべてできました。

手術前後で「妊活休止期間」が生じる

・『ジェノゲスト』の服薬
 手術に備え、4週間程
 ジェノゲストという薬の内服をしました。

ジェノゲストには
子宮内膜を薄くする作用があり、
手術をしやすくする為の服用でした。

内服を始めたころより、妊活はストップ!!

子宮内膜を薄くしてしまうわけですから、
この時点で妊娠してしまっては

流産リスクが高くなるからです。

初診から手術日程まで
およそ1か月半かかりました。

いよいよ手術!その一週間前にまさかの出来事

術前検査も、入院オリエンテーションもうけて

いよいよ来週手術!となったとき

まさかの出来事!!!

夫が新型コロナウイルスに
感染してしまったのです

濃厚接触者に当たる私は
自宅待機となり、手術は延期となりました。

幸い、夫の症状は軽く、
後遺症もありませんでした。


私も感染することなく
2週間を乗り切りました。

手術日程のリスケをしてもらい、
もう一度ジェノゲストの内服をして

予定手術日から1か月ちょっと遅れて
手術をすることができました。

入院・子宮内膜ポリープ手術・退院

子宮ポリープ(子宮内膜ポリープ)の手術は
1泊2日の入院でできました。

施設によっては
日帰りで行っているところもあります。

入院日

午後入院で
問診やらオリエンテーションを受けます。

手術前日の夕方から
子宮鏡や機材を入れやすいように

子宮頸管を広げる処置をしました。

「ダイラパン」という、5~6㎝ぐらいの
細長い棒を膣から挿入します。

ダイラパンがだんだん、
膣内の水分を吸収することで
頸管を拡張していきます。

挿入するときのちょっとの傷みと

入れた後、膨らんでくることで
生理痛のような重い下腹部の痛みを感じました。

手術前日の夜ごはんまでしっかり食べて

水分当日朝8時までだったかな??

それほど大きな行動制限はなかったです。

手術当日

手術自体は午後のオンコール(呼ばれ次第)

朝ごはんも昼ご飯もないので、
本を読んだりして過ごしてました。

4人部屋にいる
隣とお向かいの人が先に手術を終えて
出入りする様子をカーテン越しに伺う・・・

いよいよ私の番が呼ばれて

担当看護師さんと歩いて手術室へ入室。

手術室の先生・麻酔科の先生・手術室の看護師さんと挨拶をして、手術台によじ登ります。

点滴を入れてもらい、

麻酔科の先生が静脈麻酔を始めてくれます。

数をかぞえる

1・2・・3・・・4・・・・5・・・・・・・

体がか~と熱くなる感じがして
気が付くと意識がなくなっていました。

心配していた、頭痛や吐き気もなく

す~っと麻酔導入されたようです。

手術自体は1時間弱で終わりました。

麻酔の拮抗薬を入れてもらい、
ぼ~とした覚醒状態でベッド事病室へ戻ります。

部屋に戻ってきたあたりで
子宮のあたりに重~い鈍痛。

しかめづらの私に、看護師さんが痛み止めを
点滴してくれました。

1時間程うとうとして

2時間後に歩く許可をもらい、看護師さんと歩行。

ふらふらもせず、しっかり歩ける。

止血のためのガーゼが膣に入っていたので
診察と一緒に抜去してもらいます。

先生から手術の様子を聴き退院へ・・・

なんだかんだで、
術後3~4時間で退院できました!

手術を受けた結果・・・気になる妊娠は?

実際に手術を受けたことで
分かったことがありました。

エコーやMRIで見たときよりも

ポリープが複数あり、3~4㎝大の
大きなものもあったそうです!!

子宮鏡で実際に観ないと
分からないこともあるのですね・・・

なので、手術時間も30分程度の予定が

1時間近くかかったとのこと。

丁寧に、すべて綺麗に取ってくれたそうです。


先生、ありがとう!!!

摘出した組織は病理に出してもらい

後日外来で結果を聴きました。

改めて、陽性のポリープであったことを確認。

術後の妊活再開については

生理を2回見送ってからと指導を受けました。

子宮鏡の手術は浸潤も少ないのですが

子宮内膜を薄くする薬も飲んでいましたし、
手術によるストレスも少なからずあるため

生理周期も乱れる可能性があります。

もともと生理不順で
予定日ぴったりでは来ないのですが、

術後は術前と変わらない周期で生理を迎え

術後の感染症や出血もなく
無事に経過しました。

術後2回の生理を見送って
体調も戻ったところで元のクリニックに
戻りました。

妊活を再開。
タイミング療法をチャレンジしました。

残念ながら、
タイミング療法での妊娠は叶いませんでした。

その後病院を変え、体外受精に切り替えてから
結果が出るのは早かったです。

1回目の胚移植で無事に妊娠しました。

妊娠がわかってから定期的にエコーで
子宮内を確認してもらっていますが、


今でも「綺麗」と褒められます。

もちろん、妊娠が成立したのは
手術をしたことと
関係があるかは分かりません。

しかし、少なからず、
着床や妊娠継続を邪魔するものが
なくなったのだと安心できています。

終わりに

今回、私は「子宮ポリープを取る」
選択をしたのですが

その結果をまとめると

・手術日程を含め前後合わせて3~4か月
 妊活の休止時間が生じる。

・手術をしたからと言って
 必ずしも着床・妊娠が叶うわけではない。

・良性腫瘍である、確定診断が受けられる。
 (癌ではない安心感は大きいです)

妊活を進めるうえで
 妊娠を妨げる原因が一つ解決する。

私にとって、
今回の手術はやって良かったと感じています。

もしかしたら
「これが原因で妊娠が成立しないのかも」

という不安が1つでも解決されたのは
心理的にかなり楽になりました。

この体験がどなたかの参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました