マタニティーブルーは妊娠初期から?妊娠中のマタニティーブルーの症状と原因

こんにちは

アラフォー看護師で、妊活・妊娠中にして

『食べて痩せるダイエット』
チャレンジ中のMakiです

主に妊活中から妊娠中に実施しているダイエットや実践してよかったこと

「1年前の私に届けたい学び」として綴っていきます♪

妊娠初期に、
心のバランスが取れていないな~

理由も分からないのに、
急に涙が出来る

普段気にならない、夫の言動が気になる

とにかくイライラする・・・

そんな自覚症状や

妊婦さんが身近にいる方は

普段と違った一面を
みることがありませんか?

今日は、妊娠初期と後期に特に
陥りやすい、

マタニティーブルー
精神的不安定さについてお話します。

マタニティーブルーとは

マタニティーブルー
正式名称は『マタニティーブルーズ』と言います。

本来、マタニティーブルーズは
出産後に起こる不安症を指していました。

しかし近年では
産前を含む、産前産後に起こる不安症を
総合的に呼ぶようになったと言われています。

妊娠中のマタニティーブルーは
妊娠初期と妊娠後期に
起こりやすいと言われます。

そして

出産後のマタニティーブルーは
産後から1~2か月の間で
起こりやすいと言われています。

妊娠中のマタニティーブルーの症状

マタニティーブルーとは
どのような症状を指すのでしょうか

よく起こる
マタニティーブルーの症状を紹介します

精神的な症状

・不安感が募る
 (出産、育児、経済面、仕事など)

・イライラする

・気持ちが落ち込む

・自己嫌悪に陥りやすい

・涙もろくなり、理由もなく泣いてしまう

・感情がコントロールできなくなる

・興味関心の低下/無気力

身体的な不調

・不眠症/急な眠気

・拒食/過食

・だるさ

・動悸・息切れ

・頭痛

精神的な症状も身体的な症状も
個人差があります。

その時は気が付かなくても
後々考えてみれば
マタニティーブルーの症状だったのかも

というように思い当たる妊婦さんも
いるようです。

妊娠初期のマタニティーブルの原因

急激なバランスの変化

妊娠するとこれまでのホルモンバランスと
大きく変わり、

妊娠を継続するために、女性ホルモンである
エストロゲン・プロゲステロンが急激に増加します。

ホルモンバランスが崩れると
自律神経にも影響が出るため

ストレスを感じやすくなったり
不安をかんじたり

イライラすることが多くなります。

漠然とした不安

妊娠初期は体調の変化とともに
心理的にも大きな変化を伴います。

妊娠初期に感じる不安は様々であり
代表的なのが

・予期せぬ妊娠に対する不安
(出産できるか、自分が母親となれるのか、
 ちゃんと育てられるか)

・妊娠が継続できるか不安
 妊娠がわかっても、はじめの頃は
 胎動も感じず、
 健診も1か月に1回のみです。

 「本当にお腹にいるのかな?」
 「無事にすごしているかな」

 胎児が問題なく成長できているか
 不安になるものです。

・経済的な不安

 出産までにかかる健診などの費用。

 助成金が出るにしても自己負担も
 少なくない、出産にかかる費用。

 仕事を辞める・休職することでの
 世帯収入の低減など。

 どこに、いくらかかるのかわからない
 ことも多く、不安が生じやすいです。

・仕事やこれからのキャリア形成への不安

出産までの仕事の継続と引継ぎ、
産後復帰の時期や出産後のキャリア形成
について悩むことが多いです。

つわりや体調不良

妊娠初期では8割近い妊婦さんが
つわりを経験すると言われています。

また、ホルモンバランスが崩れることで
自律神経が乱れ、免疫力の低下が起こったり、
疲労がたまりやすい状態となるため

体調不良を訴えるかたも多くいます。

それに加え、普段飲んでいる薬も
妊娠により飲めないこともあるため

うまく体調をコントロールできない
時期になります。

周囲へ理解してもらえない・孤独感

妊娠によって生じる
体調の変化や

自分自身、振り回されている
不安や感情の起伏を

周りの人に理解してもらえない
と感じることがあります。

「こんなにつらい中頑張ってるのに」
認めてもらえない

「いつもやれていることが出来ていない」

「こんなに体調がしんどいのに
 助けてもらえない」

「妊娠は病気じゃないから」
といわれてしまう。

理解してもらえないと感じるストレスと

つらいことに耐える孤独感に苛まれるのです。

妊娠によって生じる制限

妊娠が発覚したときから
妊婦さんには様々な制限がかかります。

・喫煙
・飲酒
・カフェイン
・生ものなどの食べ物
・適切な体重管理 
・スポーツなど激しく体を動かす趣味

嗜好品を習慣的に嗜んでいる人は特に
急にやめなければならない事へのストレス

パートナーや身近な人が
同じように好んでいて
自分だけが制限しなければいけないとなると
余計にストレスを感じると言われています。

妊娠後期のマタニティーブルーの原因

ホルモンバランスの変化

妊娠後期になるとさらに
女性ホルモンの分泌量が多くなります。


そのため、
妊娠中期に安定したホルモンバランスが
再び崩れることもあります。

体調不良

妊娠後期は大きくなるお腹とともに
様々な体調不良を起こしやすくなります。

・貧血
・浮腫み
・息切れ、疲労感
・腰痛
・便秘
・思うように食べられない

体調の変化はそのまま心へも影響してきます。

出産への不安

いよいよ出産へのカウントダウンが始まり
「陣痛にたえられるかな」
「無事に出産できるかな」
「産後は大変!て聞くけど自分にできるかな」

イメージすればするほど
かえって不安になる人もいます。

終わりに

妊娠中から産後数か月の間
多くの妊産婦さんが経験するという
「マタニティーブルー」

言葉は知っていても
実際に「コレがそうだった!」
と気が付かず、

自分も周りも攻めてしまうこともあります。

妊産婦さんだけでなく、

支えるパートナーさん、周囲の方にも
理屈だけでは解決できない
「マタニティーブルー」を理解してもらい、

一緒につらい時期を乗り越えてもらえると
嬉しいです。

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