こんにちは
アラフォー看護師で、妊活・妊娠中にして
『食べて痩せるダイエット』
チャレンジ中のMakiです
主に妊活中から妊娠中に実施しているダイエットや実践してよかったこと
「１年前の私に届けたい学び」として綴っていきます♪
実は私、妊娠がわかって２か月ほどしたときに
『妊娠糖尿病』と診断されてしまいました。
えっ！看護師なのに。
ダイエットしてるのに！
自己管理がなってないんじゃない！！！
そう思われる方もいますよね？？
しかし
『妊娠糖尿病』の発症は努力だけでは
管理が困難な厄介な要因があるのです。
今日は、
きっと誰もが１度は耳にしたことのある
『妊娠糖尿病』についてお話します。
妊娠糖尿病とは？普通の糖尿病となにがちがうの？
まず、一般的に言う『糖尿病』について
糖尿病を簡単に解説
糖尿病とは
インスリンというホルモンが
うまく作用できず、
血液中に流れる糖（血糖）が増えすぎる状態です。
血液中に、
ゴロゴロ糖が転がっている状態・・・
血糖が高い状態が続くと
血管を傷つけ、血管に障害が起こることで
臓器や末梢神経に悪影響を及ぼすのです。
糖尿病にはⅠ型糖尿病とⅡ型糖尿病があり
Ⅰ型糖尿病は
膵臓から出るはずのインスリンが
殆どでなくなる事が原因となって
発症するもの。
Ⅱ型糖尿病は
インスリンが出にくい状態になったり、
インスリンの効きが弱くなりることが
原因となって発症するものであり、
生活習慣や食生活、遺伝的な影響によるもの
と言われています。
妊娠糖尿病とは
では、妊娠糖尿病とはどんな状態でしょうか？
症状としては
一般的に言われる『糖尿病』と同じように
血液中の糖が増えてしまう
血糖値がなかなか下がらない状態です。
一般的に言われる糖尿病との違いは
『妊娠をきっかけに発症する
糖代謝異常である』ということです。
妊娠前は糖尿病じゃないってことですね。
ちなみに、
元々糖尿病がある人が
妊娠した場合は
『糖尿病合併妊娠』と言います。
妊娠糖尿病の原因
では、妊娠前は糖尿病じゃなかったのに
どうして妊娠したら
『妊娠糖尿病』になってしまうのでしょうか。
妊娠すると、胎児へ多くのエネルギーを
送るため、
胎盤からインスリンの働きを推させる
酵素が発生します。
その結果、妊娠前に比べて血糖値が
上昇しやすくなるのです。
妊娠糖尿病は
殆どの場合が自覚症状がありません。
妊婦健診で初めて発覚するケースが
殆どなのです。
妊娠糖尿病の影響
自覚症状がほとんどない！と言われる
妊娠糖尿病ですが
症状がないからと言って
決して甘くみてはいけません。
妊婦本人、胎児へも影響があるのです。
妊娠糖尿病の妊婦本人への影響
妊婦への影響を紹介します。
・妊娠高血圧症のリスクが上がる。
・羊水量の異常
・網膜症・腎症の合併
・難産
・産後にⅡ型糖尿病へ移行するリスク。
妊娠糖尿病は診断を受けても
しっかり管理ができていれば
産後に自然と改善されるといわれています。
しかし、管理が不十分であると
そのまま血糖が高い状態が続き
Ⅱ型糖尿病に移行してしまうこともあります。
妊娠糖尿病の胎児への影響
妊娠糖尿病の影響は
胎児にも及んでしまいます。
・流産のリスクが上がる
・巨大児
・心臓の肥大
・黄疸
・出生後低血糖
インスリンは「肥満ホルモン」とも言われ
その名前からも嫌われ傾向にありますが
胎児にとって、インスリンは
協力な成長因子の１つであり
母体で発生したインスリンは胎盤を通って
赤ちゃんの元に運ばれるのです。
妊娠糖尿病で
体内に居たときはたっぷりと供給のあった
インスリンが
生まれてへその緒が切れた瞬間から
供給源が絶たれることになるので
そのギャップが大きいと
赤ちゃん自身が低血糖症になると言われます。
また、巨大児は
成人後に肥満や糖尿病の発症リスクが
上がるとも言われており
子どもの将来にも影響していくと考えると
実は恐ろしい妊娠合併症なのです。
妊娠糖尿病になりやすい人の特徴とは？６つの危険因子
妊娠糖尿病は
普段の健康診断で『糖尿病』の
指摘がなくても
突然発症することをお話しましたね。
『突然』といわても
どう気を付けたらいいのか。
そして、
妊婦の8人に1人が
妊娠糖尿病を発症していると言われています。
自分に妊娠糖尿病になるリスクがあるのか。
気になりますよね。
ここで、妊娠糖尿病になりやすいと言われる
６つの因子を紹介します。
- 家族の中に糖尿病の人がいる。
- 母親が妊娠時に、妊娠糖尿病だった。
- ３５歳以上。
- 妊娠前に肥満体質（BMI２５以上）。
- 妊娠高血圧症である。
- 自身が巨大児として生まれた。
いかがでしたか？当てはまるもの
ありましたか？
一つでも当てはまるものがある人は
妊娠糖尿病のリスクあり！となります。
因みに私は３つ当てはまりましたよ！！
終わりに
健康診断でこれまで指摘がなくても
急に発症する可能性のある
『妊娠糖尿病』
自覚症状が殆どないわりに
母体にも胎児への影響も
大きいことが言えます。
きちんと自覚し、
予防や管理をすることで
妊娠中や出産のリスクを
軽減することもできます。
そのためにも
生活習慣や
食事習慣を整えること。
そして妊婦健診へ行くことが
大切です。
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