妊娠中の体重管理は、
多くの妊婦さんの悩みどころですよね!
妊婦健診では毎回体重測定をしますし、
そのたびに医師から
増えすぎ注意と言われたり
食べなさすぎも良くないよと言われたり・・・
体調も時期や日によって違うなかでは
妊娠前に比べてセルフコントロールも
難しい状態!!
一体どうしたらいいの???!!
そんな声も多く聞かれます。
とはいえ、
妊娠中に体重が増えるのは、
赤ちゃんの成長や
母体の体調維持のために必要なこと。
でも、過剰な体重増加は母体や赤ちゃんに
悪影響を与える可能性があります。
そのため、
健康的な体重管理を心がけることが大切です。
今回は、妊娠中の体重管理について
3つのアドバイスをまとめましたので、
是非参考にしてください。
健康的な食生活の維持
妊娠中には栄養バランスのとれた食事をすることが重要です。
葉緑素、タンパク質、鉄分、
カルシウム、ビタミン、そして食物繊維など、妊娠中には多くの栄養素が必要です。
一方、避けるべき食材も多く存在します。
加工食品や高カロリーの食品を避け、
代わりに、野菜、果物、全粒穀物、タンパク質などを積極的に取り入れましょう。
「栄養バランスが取れているかわからない!!」
という方もいらっしゃいますよね。
そういった場合は
『定食』を意識するとよいです。
主食(ご飯、パン、麺類)
主菜(魚、肉などのタンパク質源)
副菜(野菜、海藻などのミネラルビタミン類)
副副菜(野菜、きのこ、和え物など)
そして汁物
(足りないミネラルの補充にもなる)
忙し時や外食・コンビニ弁当などでありがちな
炭水化物やたんぱく質(時に脂質も)に偏る
食事は避けるように気を付けてみましょう!
適度な運動とストレス管理
適度な運動は、妊娠中の女性にとって重要です。
運動は体重をコントロールするだけでなく、
ストレスを軽減し、筋力を増強し、
出産に備えた体力をつけることができます。
また、ストレスが過剰になると、
体重増加を促進する
ストレスホルモンが放出され、
健康上の問題を引き起こす可能性があります。
ストレスを軽減する方法としては、
ヨガ、瞑想、呼吸法、リラクゼーション法などがあります。
また、
適度な運動や健康的な食生活も、
ストレスを軽減するのに役立ちます。
ただし、
妊娠中の女性は、
安全で適切な運動方法について
アドバイスを受ける必要があります。
判断が難しいところになりますので
医師や専門家のアドバイスを参考に、
妊娠中でも安全に行える
軽い運動を行いましょう!
地域の保健福祉センターや
助産師会などで、マタニティーヨガや
妊婦体操などのプログラムを
組んでいるところもあるので
参加してみるのもいいですね!
医師や専門家のアドバイスの受け入れ
妊娠中の体重管理で難しいのが
母体や胎児への影響を考えなければならないことです。
妊娠中の経過により安静を促されることや
妊娠合併症を起こすこともあります。
妊娠経過が順調な場合でも、
妊娠中に体重管理をする際には、
急激な減量や過度な運動、過食や断食は避けましょう。
これらの行為は、
胎児の成長や母親の健康に
悪影響を及ぼす可能性があります。
また、減量や運動によって、
必要な栄養素を十分に
摂取できなくなる可能性もあります。
妊娠中の体重管理は、
健康的なライフスタイルの維持と
栄養バランスの取れた食生活に焦点を当て、
健康的なペースで行うことが大切です。
必要な栄養素のサプリメントも
医師のアドバイスを聞いて選びましょう。
終わりに
妊娠中の体重管理って、
けっこう気を使うものですよね。
でも、心配しなくても大丈夫です。
大切なのは3つ。
・健康的な食生活を続けること
・適度な運動やストレスの軽減方法を
取り入れること
・医師や専門家のアドバイスに従うことです。
とはいえ、
つわりや胎児の成長による胃腸の圧迫で
うまく食べれない時期もあると思います。
あまり難しく考えすぎず、普段より少し多く、
野菜や果物、タンパク質源の
食品を積極的に取り入れたり、
主食を雑穀や全粒粉の入ったものに
変えるだけでも
妊娠中不足しがちな
ビタミンやミネラルの補充になります。
毎日完璧でなくても大丈夫です!
できることから
取り入れていけるといいですね!