逆子とは?逆子であることの出産時の4つのリスク

こんにちは

アラフォー看護師で、妊活・妊娠中にして

『食べて痩せるダイエット』
チャレンジ中のMakiです!

主に妊活中から妊娠中に実施している
ダイエットや実践してよかったこと

「1年前の私に届けたい学び」として
綴っていきます♪

妊娠後期にはいると、気になってくることの
一つに、赤ちゃんの向きがあります。

妊婦健診で「逆子」を指摘されると

まずいな・・・良くないな・・・
直るかな??と不安になりますよね?

今日はそんな『逆子』についてのお話です。

逆子とは?逆子の原因

逆子の定義

逆子とは、
胎児の頭が下(子宮口の方)に向かず、
胎児の臀部や足が下に向いている状態を
指します。

医学用語では逆子を『骨盤位』と言います。

妊娠中期までは胎児は小さいので
子宮の中で自由に動き回っています。

週数が進み、胎児が大きくなってくると
胎児の頭が重くなってくるため
自然と頭が下の体位となり、

体が大きくなることで胎児の動きも
これまで以上に回転しづらくなると言えます。

逆子の原因

逆子の原因ははっきりとはわかっていませんが、以下のような要因が関与していると考えられています。

  1. 子宮の形や大きさ
    子宮の形や大きさが適切でない場合、
    胎児が正しい位置に
    なかなか移動しないことがあります。
  2. 胎児の大きさや多胎妊娠
    胎児が大きすぎる場合や、多胎児妊娠の場合、逆子になる可能性が高くなると言われています。
  3. 羊水の量
    羊水の量が多すぎても、少なすぎても
    胎児が適切な位置に移動することが
    できないことがあります。
  4. 母体の身体的条件
    母体が前置胎盤、子宮筋腫、子宮内膜症など子宮内に異常がある場合
    逆子になることがあるようです。

逆子のリスク

逆子が良くないというのは
よく言われていることですが、

実際、逆子であることで
どんなリスクがあるのでしょうか。

早産のリスク

逆子では、早い段階で
破水が起こりやすくなると言われており
早産のリスクが考えられます。

難産のリスク

通常、分娩時は赤ちゃんが骨盤を通る際
回転しながら頭と肩が骨盤を通過し、

産道を通ることで産まれてきます。

しかし、逆子の場合、比較的通過しやすい、
足や胴体が先に出てきてしまい、

骨盤に赤ちゃんの方が引っかることで
うまく出てこれなくなってしまうことがあります。

そのような状態が長く続くと
胎児へのストレスがかかり、
胎児が低酸素状態となる危険性があります。

低酸素状態が続くと
仮死状態となったり、赤ちゃんに何らかの
後遺症が残ってしまう可能性があります。

臍帯脱出のリスク

通常の分娩の進行では
胎児が出後にへその緒や胎盤が出てくるのですが逆子では胎児より先に臍帯が出てしまう}『臍帯脱出』
のリスクが高くなると言われています。

臍帯脱出がおこると、

胎盤から臍帯を通して流れるはずの血液が
滞ってしまい、
胎児の機能不全を起こす危険性があります。

帝王切開への切り替えのリスク

逆子の状態の経腟分娩では
胎児にも母体にも様々なリスクが生じるため

分娩時に逆子の状態がわかった場合は
帝王切開を勧められることも多くあります。

おわりに

逆子についてのリスクを
いろいろと紹介しましたが

妊婦健診で逆子を指摘されても
されなくても・・・・

分娩時に赤ちゃんの体位が変わっている
事はよくあるそうです。

逆子を指摘されても焦らず、

医師に対策や分娩についてよく相談し
安心して出産に臨めるようにしましょう!

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