こんにちは
アラフォー看護師で、妊活・妊娠中にして
『食べて痩せるダイエット』
チャレンジ中のMakiです!
主に妊活中から妊娠中に実施している
ダイエットや実践してよかったこと
「1年前の私に届けたい学び」として
綴っていきます♪
妊娠30週を過ぎてから
妊婦健診で2回続いて逆子と
言われてしまいました。
逆子体操や寝る向きを指示通りに
変えたりしたのですが・・・
中々治らず。
そこで医師から勧められた
逆子に効くという
鍼灸を受けてみることにしました。
本日は妊娠中に鍼灸治療を受けてみた
実体験をお話します。
鍼灸治療で逆子が治る?何回治療すればいい?何週までOK?
実は妊娠中のトラブルには
鍼灸治療の適応となるものが多く
存在します。
妊娠中は医療上制限があったり、
薬も使えないものが多く存在します。
比べて鍼灸の治療は妊娠中でも
禁忌となるものが殆どありません。
(ツボの部位によっては
妊娠中避けた方が良い場所あるようですが)
中でも、鍼灸による逆子改善は
古くから治療として用いられており
その改善率も
全日本鍼灸学会によると89%にも及ぶと
言われています。
鍼灸による逆子治療のタイミングとしては
28週~32週が胎児の大きさ的に良いとされます。
個人差はありますが、
鍼灸治療を3回~6回受けて改善する方が
多いようです。
妊娠36週ごろに逆子の状態であれば、
週2回受けるなど、
頻度を増やすこともあるようです。
鍼灸治療にかかる費用はどのくらい?保険適応は?
鍼灸治療を受ける上で、
気になるのがかかる費用ではないでしょうか?
残念ながら、逆子治療における鍼灸の治療は
医療保険の対象外です。
つまり、10割負担!
自費診療ということです。
ただし、医療費控除申請対象となります。
医療費控除は1年間で10万円以上、
医療費がかかった場合、申請ができます。
妊婦健診・出産の際の入院や分娩費用だけでも
軽く10万円は超えるので
鍼灸治療を受けた場合は、領収書を保管して
合わせて、医療費控除の申請に出すといいですね!
さて、実際、逆子のために鍼灸に通った場合の
費用はどのくらいでしょうか?
こちらも答えはピンキリ!!
自由診療で、それぞれの鍼灸院で価格設定が
異なります。
初診料だけで、2000円~1万円
かかるところもあれば、
治療費としては1000円~2万円という
所もあるようです。
私が通うようになったところは
初診料が2000円
治療費が1回あたり3000円でした。
(子供の治療では1回1000円)
比較的良心的なお値段なのかな?
と感じています。
看護師妊婦が鍼灸を受けた体験談
鍼灸治療になじみのない人は
ちょっとドキドキですよね?
鍼って痛くないのかな?
お灸って熱くない?じっとしてられるかな?
私自身は看護師として針は
日常的に触るものでしたが・・・
それと鍼灸で使う鍼は全然違いますよね!
それでも見慣れているから恐怖心は
他の人より薄いのかしら?
なんて思いながら鍼灸院に行きました。
まずは問診から。
実に5枚に及ぶ問診票に
普段の生活リズム、食事内容
体調、睡眠などなど事細かに書いていきます。
その後、問診票をもとに、30分ぐらいかけて
カウンセリングを受けました。
逆子の原因は
「体の冷え」や
「ストレス」が言われています。
鍼灸を受けることで、血行が良くなり、
体の冷えが改善されることや、
自律神経が整うことでストレス緩和にも
効果があると言われています。
そして冷えが改善されると血行が良くなり
子宮の筋肉の緊張が取れ逆子が改善しやすい
とも言われています。
さて、問診を終えて、診察台で横になり
脈や足の浮腫み、背中が汗ばんでいないか、
お腹も触診されて冷えなどみていたのかな?
そして口を開けて舌もみられました。
看護師や医師が行う、
『フィジカルアセスメント』とは
ずいぶん違うなと思いながら
診察をうけました。
実際の施術は
『鍼』が選択されました。
どうやら診察の結果、
私は下半身の冷えと
左半身が弱くなっており、それを
右が補っている状態。
そして、胃・心窩部(みぞおち)
あたりの緊張がみられるそうです。
今回は弱っている左半身の改善に
アプローチする治療でした。
なんと使った鍼はたった1本!
そして刺した部位は左の肘あたり!!
逆子だからてっきりお腹の近くで
治療するもんだと思っていたので
びっくり!!!
使う鍼の本数や施術は、治療の
流派みたいなものがあるようなので、
鍼灸師によって違うようです。
刺す場所を消毒して、
待ち針よりも細い針でちくっとするだけ。
傷みは感じませんでした。
鍼を刺したまま
(これも治療によるみたいです)
楽な姿勢(私の場合、横向き寝)で
10分。電気も常夜灯ぐらいの明るさ
になり、リラックスモード。
隣のブースの人はいびきかいてました。
10分ご先生が様子を見に来て
脈や舌を見せてもう少し休むことに。
さらに10分?20分?経過したところで
鍼を抜きます。
そのころには体がぽかぽかしてきて
ぎっくり腰をしてからずっと痛かった
腰が不思議と楽になっていました。
心なしか、頭もすっきり
(その日は雨で、片頭痛がありました)
鍼を抜いてからも15分程休んで
体はすっきり!
施術中は胎動をすごく感じていました。
1回の施術で体が楽になる感じがありました。
しかし、2~3日で体のだるさは
戻ってしまった感じです。
その後、次の妊婦健診までもう一度
施術をうけて・・・・
気になる逆子は・・・
まだ直っていません。
ただ、産科医からは
まだ羊水・スペース的に戻るチャンスはある!
と言われたので、
これからも入浴・逆子体操、
後は栄養バランスの取れた食事を心がけ
もう少し鍼灸もうけてみようかなと
思っています。
おわりに
私はアラフォーの高齢出産となるのですが
それでもなるべく経腟分娩にしたい!
と思っています。
もちろん、逆子のままだったら
リスクを冒すよりは
帝王切開を受けることで納得しております。
そのための準備も始めました。
ぎりぎりまで逆子の改善が見込める
日常生活を送り、
出産に備えたいと考えています。
逆子改善を目的に受けた鍼灸でしたが
施術を受けた後は体のあちこちが
楽になりました。
妊娠中の体のつらさを取る目的で、
鍼灸に通うのもいいなと感じました。