こんにちは
アラフォー看護師で
一児の母である
ダイエットサポーターのmakiです♪
今日は育児関係で私が実際迷った事・・・
『母乳がでない』
正確に言うと、全くでないのではなく
産後2か月がたっても
分泌量が少ないという問題です。
そして、周りママさんの話をきいても
母乳に関する問題を抱えている方が
多くいることが解りました。
ここでは母乳が作られる仕組みや母乳量を増やす食事法についてお話します♪
看護師が解説♪2つのホルモンが『鍵』!母乳が出るまでの仕組み
ママのからだは、妊娠中からおっぱいを
作る準備をしていますが、
赤ちゃんが生まれてすぐから
十分な量の母乳が出るママはほとんどいません。
私の場合、妊娠中におっぱいが
多少大きくなったのですが、
乳汁が出るほどではありませんでした。
それが、赤ちゃんが生まれたとたん
絞るとうっすらとですが乳汁が分泌!!
量は少ないものの、
自分の胸からおっぱいが出たことに
ちょっと感動しました♪
母乳ってすごい仕組みなんです!
ママの体の中で、特別なホルモンたちが
お手伝いしているんですよ。
そのホルモンたちは
『プロラクチン』と『オキシトシン』という名前です。
プロラクチンは、おっぱいの材料を
作るのに必要なホルモンで、
たくさん出ることでおっぱいが作られます。
そして、オキシトシンは、
おっぱいからできたミルクを
出すのを手伝ってくれるんです。
これらのホルモンの仕事は
赤ちゃんがおっぱいを吸うことで始まるんです。
赤ちゃんがおっぱいを吸うと、
プロラクチンとオキシトシンがたくさん出てきて、
おっぱいづくりとミルクの出る準備されるんです。
つまり、赤ちゃんには頻繁に
おっぱいを吸ってもらうことが大切です。
「赤ちゃんが生まれたら、
自然にたくさんの母乳ができるのかな?」
と思うかもしれませんが、
最初はそうでもないんです。
赤ちゃんがたくさんおっぱいを
吸ってくれると、次第に母乳も増えてきます。
母乳の材料は?お母さんの栄養状態が母乳量に影響!!
母乳が出るまでの仕組みはわかりましたね!
次におっぱいの材料についてです。
おっぱいの材料といえば?
・・・そうです!『血液』です♪
母乳は血液から作られるので
ママが貧血であったり、
栄養状態が悪いと母乳の分泌も悪くなります。
つまり、母乳はママの体の中で作られるため、
ママが食べたものが
母乳の量や栄養素に影響していると言えます。
だから、授乳期の食事も気をつける必要があります。
母乳が少ないママ必見!母乳量が増える5つの食事のポイント
さてさて、ここからは
看護師で、ダイエットサポーターでもある私が
母乳量を増やすための食事法について
5つ紹介していきます。
3食しっかり食べる
産後の体重増加が気になって、
食事を抜いていませんか?
授乳中は赤ちゃんの成長に必要な
母乳を作るためにエネルギーがたくさん必要です。
そして、主食を抜かずに摂ることも大切です。
無理なダイエットは避けて、
バランスの取れた食事を心がけましょう。
水分を積極的に摂る
母乳の大部分は水分から成り立っています。
授乳中は母乳が体から水分を奪うので、
喉が渇くことがあります。
授乳中は特に意識して
母乳の出を良くするための
水分補給を行いましょう。
たんぱく質を意識して摂る
赤ちゃんの成長に必要なたんぱく質を
摂取することはとても重要です。
また、たんぱく質はママの体にも必要不可欠です!
たんぱく質は体の様々なところで代謝に関与し、
体の組織を作る大事な要素の一つです。
母乳分泌に必要な
ホルモンをつくるのもたんぱく質です。
肉、魚、大豆製品、卵、乳製品などの
たんぱく質豊富な食材を
組み合わせて食べることで、
母乳の質を高めましょう。
鉄分、葉酸、ビタミンB12を摂る
そもそも、母乳の材料は
ママの血液でしたよね!
そして産後のママは貧血に陥りやすい・・・
産前から胎盤を通して血液から
赤ちゃんへ栄養を送っていたところに、
出産に伴う出血もあります。
不足しがちな血液を増やすためには
鉄分や葉酸、ビタミンB12の摂取が大切です。
鉄分は牛赤身肉やレバー、アサリなどの貝類にも豊富です。
葉酸はほうれん草やブロッコリー、
アスパラガスなどの緑黄色野菜に
多く含まれています。
ビタミンB12はアサリやカツオなどで
補給できますよ。
ビタミンCを摂取する
ビタミンCは鉄分の吸収を促す働きがあります。
実は、鉄分は体に吸収されにくい
ミネラルなのです。
鉄分を摂る際に、
ビタミンCを含む食材と一緒に摂ることで、
鉄分の吸収をサポートしましょう!
終わりに
今日は母乳が作られる仕組みや
母乳を増やすための食事の取り方や
栄養素についてお話しました。
冒頭でもお話しましたが、
私自身も母乳の分泌不足に
悩んでいました。
周りのママさんをみても
おっぱいに関する問題は人それぞれ・・・
ほんっっとに悩みがつきません!
もしかしたら、
今回お話した食事法をしても
思うように母乳が増えない方も
いるかもしれません。
そんなときは、母乳外来や
地域の保健師・助産師さんに
相談してみるのもおススメですよ♪
今日もあなたとベビーが
笑顔でありますように☆