こんにちは
アラフォー看護師で
一児の母である
ダイエットサポーターのmakiです♪
今日は育児関係で私が実際迷った事・・・
『どう頑張っても母乳量が少ない。』
過去記事を読んでくださった方は、
ご存じかもしれませんが、
私は母乳メインの育児がしたいと
考えています。
しかし、そんな想いとは関係なく、
そもそもの母乳の分泌が少ないのです。
今回は、母乳育児がしたいのに、
ミルクを足さないと赤ちゃんが満足できない。
そんな困った事態について
悩みや経緯、そして至った解決法についてお話します。
母乳がたりないかも?自宅で体重を測らず、母乳量を判断する方法
母乳育児をされている方、
赤ちゃんが十分な量のおっぱいを飲めているか
不安になることはありませんか?
私はありました。
しかし、うちのように、
ベビー用の体重計がない
ご家庭も少なくないのではないのでしょうか?
ベビー用の体重計・・あれば便利ですが、
使うのは一時なのに、結構高価。
できれば買わずに、
赤ちゃんの健康状態を知りたい!!
そこで、
母乳量が足りているかどうかの目安について
いくつかの判断基準をお伝えします。
おっぱいが足りないサイン1:おしっこの量
おしっこがでたよ~って(泣いて)
教えてくれる赤ちゃんばかりでは
ないですよね。
気が付いたらおむつの
「おしっこラインが緑になってた」
そんな感じではないでしょうか?
おっぱいやミルクを上げるタイミングで
おむつも確認するよう
産院で勧められたママさん、パパさんも
いるのでは?
最初のうちは、赤ちゃんが一回に飲める量も
少なく、2~3時間ごとの授乳。
そしておむつ交換。
すると、一日のおしっこの回数が
8~10回になりますよね!!
それだけの回数のおむつ交換をしていると
おむつの重みでおしっこがしっかり出ているか
段々判断ができるようになってきます。
そこで、おしっこの回数がすくないな・・・
一日で見た時、おむつ交換はしていても
ずしっとしたおむつの重みがないことが
多くなったな。
そんな時はもしかしたらおっぱいが
足りていないかもしれません。
おっぱいが足りないサイン2:あげた直後なのに、赤ちゃんが不機嫌
授乳するとき、どのタイミングで止めますか?
時間を計って、
その時間だけあげることもあれば、
赤ちゃんが乳首を離すまで
与えてるママもいるかもしれません。
正確に決める必要はありませんが、
赤ちゃんがおっぱいを吸い始めて
左右、最初の5分ずつで殆どの哺乳量が
決まるとの考え方もあるようです。
平均的な授乳時間は
片方5分~10分ずつです。
授乳時間が20分以上になると、
赤ちゃんもつかれて飲める量も
少なくなりますし、
毎回の授乳で時間をかけすぎると
ママの負担にもなりますよね。
寝かしつけや、赤ちゃんの安心のための
授乳意外では、
一回の授乳時間は20分以内を目安にすると
良いようです。
そして、左右で20分以上授乳しているのに
赤ちゃんが泣き止まない。
おっぱいを探す動作や
手や指をしゃぶる動作がある・・
そんな時は母乳量が足りていない
可能性があります。
おっぱいをあげたあとに、
ミルクを足してみて哺乳量をみるのも
良いと思います。
おっぱいが足りないサイン3:授乳間隔が1時間と持たない。
生後1か月の新生児では
一回の哺乳量が少ないため、
一日8回以上の頻回授乳が普通です。
実際私も、粉ミルクは3時間以上間隔をあけて
あげるように教わりましたが、
おっぱいはいくらでもあげて良いと
言われました。
産まれたばかりの赤ちゃんは胃がちいさいので
1回に飲める量も少ないですよね。
それでも1か月たっても授乳間隔が
1時間・・・2時間を切る場合は
おっぱいの出る量が少ないかもしれません。
産院や地域の母乳外来をやっている施設に
相談してみるとよいでしょう。
おっぱいが足りないサイン4:定期健診・予防接種で体重が増えていない
おうちに体重計がなくても
赤ちゃんの定期健診では必ず
体重をはかりますよね!
そして、生後2か月から受けることのできる、
赤ちゃんの予防接種でも、
体重を測る機会があります。
※病院・施設によっては予防接種では
体重を測らないところもあるようなので
その際は頼んでみてください。
他にも保健福祉センターや
児童センター、
デパートの授乳室に赤やん用の
体重計を備えてあるところもあります!
自宅に体重計がなくても
機会があったときに赤ちゃんの体重を
測ってみるとよいでしょう。
そして、体重が平均より少ない。
前回よりも母子手帳に書いてある増え方が
成長曲線のカーブが緩やかである
そんな場合は哺乳量が少ない可能性が
あります。
生後2か月で母乳量は40ml、衝撃でママは自身喪失。そのときの保健師さんの言葉・・・
生後2か月を経過するころ、
おっぱいのあげ方に疑問を抱いていました。
完母(完全母乳育児)にしたいのに、
30分以上おっぱいをあげたあと、
毎度しっかり
120mlのミルクを飲む息子ちゃん。
『最初は母乳の分泌が悪いから
ミルクを併用するって聞くけど、
粉ミルクっていつやめていいの?!』
『むしろミルク量、増えてる・・・』
ええ、うすうす母乳量が足りないのかな・・
と気が付いていました。
生後2か月ちょっとして、
赤ちゃん訪問が来ました。
地域の保健師さんが来て、赤ちゃんや家庭の様子を見に来てくれます。
そこで、母乳の不安について相談しました。
・授乳回数は1日8回ぐらい。
・初めの1か月は3時間ごと時間を測って
赤ちゃんが寝てても起こして授乳。
・1か月すぎてから、赤ちゃんが泣くペースで
授乳。それでも間隔は2~4時間。
ばらつきはあるが、
授乳回数は8~10回。
・おっぱいだけだとすぐ赤ちゃんが泣くので、
毎回ミルクを足している。
私は授乳アプリで記録を付けていたので
母乳量・ミルク量、授乳時間も見せました。
一通り、状況を話したあと、
『では実際の母乳量を測ってみましょう!』
ということに。
ドキドキしながら、
おむつ交換後の赤ちゃんの
授乳前の体重を測定。
左右合わせて、25分の授乳を終えて
(授乳中は問診をされていたので
予定授乳時間よりのびました)
もう一度赤ちゃんの体重をはかります。
そこで衝撃の体重・・・
なんと、40gしか増えていなかった!!!
そりゃ、母乳をいくら上げても
泣くわけだ。
粉ミルク・・しっかり飲むわけです・・・
足りないだろうな~とは思っていましたが
ここまで少ないとは。
かなり衝撃でした。
幸いにして、
母乳のあとしっかりミルクを飲んで
くれていたので、
赤ちゃんの成長に問題はないようでした。
すっかり、肩を落とし、
自信を無くしてしまった私に、
保健師さんの言葉が救ってくれました。
40mlでも、母乳が出ているんだから
おっぱいはうまく使えばいいんですよ!
赤ちゃんの吸い方も上手だし。
何より安心した様子です。
量が出なくても、赤ちゃんを安心させたり
落ち着かせるのに使ったらどうですか?
栄養面はミルクも企業努力で
母乳と同様に十分な栄養が
取れるようになりました。
母乳は吸わせない出なくなってしまうから
必要なだけ与えて、
栄養はミルク任せにしても
いざというときにおっぱいを使えばいいんです!
母乳が少なくても悩まない!!保健師さんのアドバイスから考え方をスイッチ!
!!!
そっか、
私は母乳育児にこだわりすぎていたから
母乳量が少ないことにショックを受けたんだ。
幸いにも、うちの子はおっぱいも嫌がらずにすってくれるし、
哺乳瓶でミルクを飲むのも抵抗なくグビグビ飲んでる。
ぐずって眠れないときに
おっぱいをきっかけに
寝てくれることも多いし。
このまま量が出なくてもおっぱいの活躍の場は
思いのほかあるんじゃない!?
単純かもしれませんが保健師さんの言葉で、
私の母乳に対する考え方のスイッチが
変りました。
母乳メインの育児がしたかったので
量が出ないのはがっかりしましたが、
完全に母乳をあきらめなくて済む。
育児の役に立つことに、失った自信や
プレッシャーが一気に晴れました♪
何より、わたしは
おっぱいを吸っているわが子を見るのに
幸せを感じるのです。
一生懸命おっぱいを吸っている姿を
上から眺めるのは、ママの特権とも思います。
『尊い!』
卒乳の時期までは育児の楽しみとして
大切にしたいものです。
おわりに
母乳育児にこだわっていた私ですが、
助産師さんのおかげで
こだわらずに考え方をスイッチすることが出来ました。
この先、母乳量が増えるなら、ミルクの割合を変えればいいし、
このまま母乳量が増えなくても、栄養はミルク任せ、赤ちゃんの精神安定や、
コミュニケーション、ふれあいの手段として、
おっぱいを活用すればいいや。
そう思えるようになりました。
おっぱい問題は家庭によって
様々あるようです。
ママともや助産師をやっている同僚に訊いても
話がつきません。
自分にとっての正解がみつけられて、
赤ちゃんがハッピーに成長できるならそれで『はなまる』です。
今日もあなたとベビーが
笑顔でありますように☆