こんにちは
アラフォー看護師で
一児の母である
ダイエットサポーターのmakiです♪
アフターコロナに暑い夏!
バーベキューにお祭りに♪
ビールを楽しみたい!!
妊娠中はグッと我慢していた
お酒もそろそろ解禁にしたい!!!
そんなママさんも
いるのではないでしょうか?
かく言う私も、
目の前で夫が枝豆片手にビールを
グビグビいっているのを見ると
そろそろ私も・・・
なんて思ってしまいます。
しかし、妊娠中だけでなく、
授乳期もアルコールを
控えるよう言われていますよね?
ケーキ屋さんに行っても、必ず
「こちらはアルコールが使われているので
お気をつけください」
って言われます。
そう、
授乳中のママたちにとって、
アルコールの摂取は慎重に考えるべきポイントの1つです。
本記事では、
授乳中のアルコール摂取に関する
赤ちゃんや母乳への影響について
詳しく説明します。
アルコールの摂りすぎで母乳が出なくなる!?
突然ですが問題です!
アルコールを摂取すると、
母乳は出やすくなるでしょうか?
それとも出にくくなるでしょうか?
チチチチチチ・・・・(タイマー音です)
はい!
正解は
「アルコールを摂ると
母乳が出ずらくなる」です!
見出しにあるので、
わかっちゃいましたかね?
アルコールを飲むと、
体が火照って血の巡りが良くなるので、
母乳も出やすくなるような気がしますが、
実際は、アルコールは母乳を
出にくくしてしまうのです。
そのからくりは・・・・
赤ちゃんが生まれると、母親の体内で
「プロラクチン」というホルモンが
活発に分泌され、
母乳を出すよう指令を出します。
しかし、アルコールを摂取すると、
このプロラクチンの分泌が
抑制されることが研究で示されています。
結果として、
授乳中のアルコールの摂取によって
母乳の分泌量が減少し、
赤ちゃんに必要な栄養が
不足する可能性があります。
本当に怖い!アルコールの赤ちゃんへの影響
「授乳中のアルコール摂取は良くない」
と言われますがなぜでしょうか?
それはママがアルコールを摂取すると
血液から作られる「母乳」にも
ほぼそのままの濃度でアルコールが、
おっぱいを飲んだ赤ちゃんの体に
入ってしまうからです。
アルコールは大人の場合、
肝臓で分解されますが、
赤ちゃんの肝臓は未熟で、
アルコールを効率的に分解できません。
その結果、
アルコールは赤ちゃんの血液中に
蓄積され、
脳に影響を及ぼすリスクが高まります。
アルコール摂取で脳の発達障害に!
アルコールを摂取した場合、
具体的にどんな影響があるのでしょうか?
脳へのアルコールの影響は、
脳の発達に関連する
学習障害や記憶障害を引き起こす
可能性があります。
アルコールが脳の神経細胞に損傷を与え、
正常な脳発達に支障をきたすことが
報告されています。
しかも、
この影響は一生涯にわたり、
改善されない障害となることが
あるそうです!
また、アルコールによる脳へのダメージは
低体重や低身長といった、
赤ちゃんの体の発達にも影響を及ぼします。
ママのアルコール摂取で赤ちゃんが不眠症になる!
赤ちゃんは
内臓や脳の発達が未熟なため、
アルコールの影響を
受けやすい状態にあります。
アルコールは赤ちゃんの脳の神経細胞を
破壊してしまうとも言われています。
母乳を介してアルコールを摂取すると、
赤ちゃんの落ち着きがなくなり、
ぐったりするといった
症状が現れることがあります。
また、赤ちゃんの眠りが浅くなったり
睡眠への影響も心配されます。
授乳中のママのアルコール摂取で赤ちゃんが急性アルコール中毒に!
呑みの席で一度は
『急性アルコール中毒』になった人を
見かけたことがありませんか?
まだ自分の許容量がわからない、
学生の頃や、
社会人になったばかりの頃は
もしかしたら、ご自身で近い経験を
された方もいるかもしれませんね?
大人の場合、
急性アルコール中毒になっても、
大量の水分摂取と尿として排出できれば、
殆どの場合が数日で改善されます。
場合によって、
病院で適切な処置を取ってもらう必要はありますが・・・・・
しかし、代謝も肝臓も未成熟な
赤ちゃんの場合はどうでしょうか?
授乳中のママが
大量のアルコールを摂取し、
その後すぐに授乳を行うと、
赤ちゃんも急性アルコール中毒に
陥る可能性があります。
急性アルコール中毒は
呼吸困難や痙攣、昏睡などの症状を
引き起こすことがあり、
命にかかわることもあるのです!
終わりに
授乳中のアルコール摂取が
赤ちゃんにとって毒になる。
分かってはいましたが、
具体的に知ると本当に怖いですね!
せっかく我が家に
生まれてきてくれた赤ちゃん。
その、健やかな成長のためにも
ママのアルコールの付き合い方は
十分に考えたいものですね♪
今日もあなたとベビーが
笑顔でありますように☆