看護師ママが実践している、上手なケイツーシロップの飲ませ方

こんにちは
アラフォー看護師で
一児の母である
ダイエットサポーターのmakiです♪

赤ちゃんが生まれてからすぐに
投与されるビタミンK。

産院を退院するときにもおうちで
継続して飲ませるように
渡されますよね!?

今日はそのケイツーシロップの
飲ませ方についてお話したいと思います。

赤ちゃんにケイツーシロップを飲ませる理由

赤ちゃんは生まれた時から
血液の凝固作用に大切な『ビタミンK』が不足していると言われています。

さらに、赤ちゃんの血管はまだ弱く、
出血しやすい・・・


そのため、赤ちゃんは出血しやすく、血が止まりにくいのです。

そこで、血液の凝固作用に必要な
ビタミンKを投与する考え方が
広まったのです。

ケイツーシロップはいつからいつまで飲ませるの?

ビタミンKの製材である、
『ケイツーシロップ』ですが
赤ちゃんのどのくらいの期間飲ませるのでしょうか?

赤ちゃんが生まれてすぐからまずは病院施設で投与されます。

初回投与から1週間に1回のペースで
投与し、
まずは一か月検診まで続けるよう
勧められています。

1か月検診以降は
育児が母乳メインか、
人工栄養(ミルク)メインかによって
変ってきます。

母乳メインの育児の場合は引き続き
週1回の投与を
3か月になるまで続けます。

一方ミルク育児の場合はミルク自体に
ビタミンKが含まれているのでミルクだけで十分量が摂れると考えられます。

飲ませたあと吐いちゃった!!上手なシロップの飲ませ方

せっかく薬を飲ませたのに、
すぐ吐いてしまった!!!

赤ちゃんでは飲んだミルクを
すぐに吐いてしまうことは
よくよくあること。

でもせっかくの薬・・・

しかも週に一回だけとなると
確実に飲ませたいと思いませんか?

そこで
赤ちゃんにシロップを飲ませるときの
コツと吐いてしまった時の対応を
お伝えします。

授乳前に飲ませる

シロップは必ず授乳の前にあげましょう!

赤ちゃんの哺乳量って
ムラがありますよね?


せっかくミルクを作ったのに、
飲み切れなかった・・・

そんなこともよくあることです。

シロップを飲ませるときは
シロップにミルクや母乳を10mlほど
混ぜて飲ませます。

授乳量が少ない時期は特に、
おっぱいやミルクを先に与えてしまうと
薬が飲み切れなくなってしまうことが
あります。

ケイツーシロップは食前食後関係なく
作用するので、確実に飲める時を狙って投与しましょう!

飲んだ後、必ずげっぷさせる

シロップ自体は少量であり10mlのミルクに混ぜても大した量になりません。

ですが、赤ちゃんはミルクと一緒に空気も飲んでいることが往々にあるので、
薬を飲んだ後はげっぷのポーズを
取りましょう!

もしかしたら実際にげっぷは出ないかも
しれませんが、
ポーズをとることが大事です。

飲ませた直後に吐いてしまったら?

げっぷもさせたのに、薬を飲んで、ミルクも飲んだ後すぐに吐いてしまった!!!

そんなこともあるかもしれません。

その時は追加で飲ませる必要は
ありません。

予定通り、
次の週になったらまた投与しましょう。

飲ませるのを忘れてしまった!

毎日ではなく、週に1回の薬・・・

赤ちゃんの世話で寝不足になっていたり
家事をするのにも手一杯・・・
そんな中、気が付いたら投与する日が過ぎていた!
なんてことも起こるかもしれません。

ケイツーシロップの場合
そのようなケースでは
気が付いたときに投与し

その次はそこから一週間後になるように
予定をずらすことが推奨されています。

おわりに

ケイツーシロップが
初めて赤ちゃんに投与する薬という方も
多いのではないでしょうか。

毎日じゃないから忘れそう!!

思うように飲んでくれない!

吐いちゃった・・・

赤ちゃんの行動は予測不可能ことも
多いので、心配になることも多々あるかと
思いますが、

慌てず、わからないことは医師や看護師に
確認しながら子育てを楽しみたいですね。

今日もあなたとベビーが
笑顔でありますように☆

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