10年後の生活が変わる!?看護師ママが語る、産後の骨盤ケアが必要な理由

こんにちは
アラフォー看護師で
一児の母である
ダイエットサポーターのmakiです♪

出産を終えてから、
骨盤ケアをするようにと言われた
ママさんは多いのではないでしょうか?

私は妊娠時期から
腰痛に悩まされていて、
出産前から骨盤ベルトを
使っておりました。

そして、
看護師として、婦人科や泌尿器科を
経験してきた私としては、
産後の骨盤ケアが未来の生活の質に
大きな影響を与えることを
知っております・・・

今日はそんな
産後の骨盤ケアの必要性について

ケアを怠ると
将来どんな弊害があるかも含めて
お話したいと思います。

骨盤ケアとはどんなものか

骨盤ケアとは、
妊娠・出産などにより変化した
骨盤の歪みや開き、
筋肉のゆるみなどを改善し、
骨盤周辺の機能を正常な状態に
戻すことを指します。

妊娠中、大きくなっていく
お腹の成長をサポートするために
骨盤は大きな負担を受けます。

出産の準備として、赤ちゃんが
出ていけるように骨盤も開いてきます。

そのため、妊娠中に骨盤が歪みやすく、
出産後も適切なケアをしないと
問題が生じる可能性が高まるのです!

産後の骨盤ケアをしないと、どんなリスクがあるか

産後の骨盤ケアを怠ることには
いくつかの重要なリスクが
生じてしまいます。

姿勢の崩れ

妊娠中、
骨盤は胎児の成長に伴って変化し、
その影響で姿勢も変わります。

出産後、特に育児中は
前かがみの姿勢が多くなり、
骨盤の歪みが加速します。

ちょっと考えてみましょう。

赤ちゃんにおっぱいや
ミルクをあげているときの姿勢。

おっぱいやミルクは一回につき
何分かかっている?
それを一日何回していますか?

抱っこや寝かしつけの時の
上半身はどんな姿勢??

いかがでしょう。
私が自分の姿を思い浮かべただけでも、

いかに肩や背中が
丸まっている時間が多いか。

腹筋の力が抜けて
腰が曲がっているか・・・

この姿勢の変化は、
猫背、反り腰、O脚、

それから、
腰痛、肩こり、ひざ痛、たれ尻などの
問題を引き起こす可能性があります。

骨盤底筋群の機能低下

骨盤底筋群という言葉を
聞いたことはあるでしょうか?

骨盤底筋群は、骨盤の下部に位置し、
尿道、膣、直腸をサポートします。

妊娠と出産により、
この筋群は伸びたり緩んだりすることが
よくあります。

しかし、骨盤底筋群の機能が低下すると、
尿漏れや性器脱・子宮脱などのトラブルが
発生する可能性が高まります。

さらに、
内臓が本来の位置から下がることで、
生理不順、生理痛悪化、
便秘、消化不良、肌荒れ、

さらには
手足の冷え、むくみなど
代謝や血流の悪化などの症状が
起こる可能性もあるのです。

そして、怖いことに、
骨盤低筋群の衰えは年を取ってから
さらに悪化する可能性があります。

幸いにして、産後すぐはさほど
問題がなかったとしても、

更年期を迎えたころから
その影響が出てくる方もいます。

更年期を過ぎたころ・・・
早い方で40代、50代にして
ひどい尿漏れや、子宮脱といった
症状が出てくる方もいて、
治療や手術をすることも
少なくありません。

骨盤ケアを行う適切な時期とその理由

骨盤ケアを怠ると
後が怖い・・そのように感じた方も
多いのではないでしょうか。

そう思っていただけると筆者としては
書いたかいがあるなぁと感じます。

だって、過去に多くの女性が
骨盤低筋群の衰えに
悩んでらっしゃったのを
みてきましたので。

では実際、いつから骨盤ケアを
したらよいでしょうか?

産後の骨盤ケアを行う
適切な時期は、

産後2〜6ヶ月が一般的な目安です。

その理由を詳しく見てみましょう。

リラキシンの影響

妊娠中には、
リラキシンというホルモンが
分泌されます。

このホルモンは妊娠を維持し、
出産時に靭帯を緩めて
赤ちゃんの通り道を作る役割を
果たします。

リラキシンの影響で靭帯が緩むため
産後の最初の数ヶ月は
骨盤を調整しやすい状態にあります。

逆に靭帯の緩みが解消されてしまうと
ゆがんだ状態を戻しにくくなります。

そのため、骨盤ケアを受ける
適切な時期として、
この期間が選ばれます。

ただし、出産時に出血が多かったり
臓器や傷のダメージが大きい場合は
医師と相談されるのがいいです。

靭帯の回復

産後、骨盤周りの靭帯や筋肉は
ゆるんでしまいますが、

時間とともに回復の兆しが見られます。

ただし、赤ちゃんのお世話や
日常の動作によって骨盤がすぐに
歪んでしまうことがあるため、

早めに骨盤ケアを始めることで、
回復をサポートできます。

変な癖がつく前に整えるのも
ポイントですね!

個人差があるので注意!

産後の骨盤の回復速度は
個人差が大きいです。

出産方法(帝王切開か経腟分娩か)や
身体の状態によっても
回復具合は異なります。

したがって、
自分の体の状態を考慮しながら、
骨盤ケアの負荷の大きさや
タイミングを決めることが重要です。

退院診察の時や1か月検診で
医師に相談するとよいでしょう!

4. まとめ

産後の骨盤ケアは、
女性の健康と姿勢を保つために
非常に重要です。

骨盤の歪みや骨盤底筋群の
機能低下などの問題が発生する
リスクが高まります。

適切なタイミングで
骨盤ケアを行うことは、
これらのリスクを軽減し、
健康的な生活をサポートする
手段となります。

産後の骨盤ケアを行う際には、
次のポイントを覚えておきましょう。

  • 早めのケアが大切:
    妊娠中にリラキシンの影響で
    靭帯が緩むため、
    産後の最初の数ヶ月が
    骨盤ケアに適している。
    骨盤が正しい位置に戻りやすい
    この期間を逃さないようにしましょう。
  • 個人差を考慮:
    産後の骨盤の回復速度は
    個人差があります。
    自分の体の状態や出産方法を考慮し、
    無理せず適切なタイミングで
    ケアを開始しましょう。
  • 継続的なケアが必要:
    整体や鍼治療などは1回の
    施術だけでは効果が限定的です。

    産後の関節が不安定な期間にあるため、
    骨盤がすぐに歪む可能性が高いです。
    医師や施術者と相談の上、
    週1回を目安に、
    継続的なケアを行うことが重要です。
  • 姿勢や日常動作に注意:
    骨盤ケアだけでなく、
    日常の姿勢や動作にも気を配りましょう。
    特に育児中は背中を丸めたり、
    前かがみの姿勢が多くなりがちです。
    正しい姿勢を保つ習慣を
    身につけましょう。

産後の骨盤ケアは、
健康と姿勢の維持だけでなく、
心地よい生活を送るためにも重要です。

骨盤の健康を守るために、
専門家の指導を受けつつ、
適切なタイミングでケアを行いましょう。

今日もあなたとベビーが
笑顔でありますように☆

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