こんにちは
アラフォー看護師で、妊活・妊娠中にして
『食べて痩せるダイエット』
チャレンジ中のMakiです!
主に妊活中から妊娠中に実施している
ダイエットや実践してよかったこと
「1年前の私に届けたい学び」として
綴っていきます♪
妊娠中、つわりの症状が落ち着いてくると
食欲が暴走したり、
特に甘い物を食べたくなることはありませんか?
妊娠中は味覚が変わるという人も多いのですが
妊娠中の糖質欲求が高まるのも
多くの方が経験しているようです。
今日はそんな妊娠中の甘い物欲求について
お話していきます。
妊娠中に甘い物が食べたくなる理由
妊娠中は普段、甘いものを食べない人でも
急にお菓子や糖分の高い物を
食べたくなることがあります。
その理由を4つ紹介します♪
ホルモンバランスの変化
妊娠中は、妊娠を維持・継続するために
女性ホルモンの分泌量が増えることをはじめ、
ホルモンバランスが大きく変化します。
生理前や生理中に甘い物を食べたくなることって
ありませんか?
それと同じように
ホルモンのバランスの変化により
糖質欲求が高まることがあるようです。
妊娠中の糖質欲求は〇〇不足が原因!?
妊娠中は胎盤を通して胎児へ栄養を送る
事から、妊娠前以上にエネルギーを必要とします。
またエネルギーを代謝するのに不可欠な
ビタミンも多く必要であり、
胎児の成長にはミネラルの消費も多くなります。
必要な栄養素が十分に摂取できていないと
簡単にエネルギーとなるものを
要求します。
甘い物は糖質が高い物が多く、
体は手っ取りばやくエネルギーを補給しようと
考えるのですね。
しかし実際に体が欲しているのは
『糖質』とは限りません。
タンパク質
マグネシウム・鉄分
炭水化物
これらの不足が
糖質欲求を高めている可能性が高いです。
甘い物ばかりほしくなる時は
普段食べている物を振り返り
不足している物を補えるように
バランスよく食べられるといいですね。
赤ちゃんがブドウ糖を欲しがっている??
赤ちゃんはお腹の中にいる間、
胎盤から血液を介してブドウ糖として
エネルギーを摂取しています。
特に妊娠中期から後期になると
胎児はぐんぐん大きく育っていきます。
胎児は体を大きくするたに
ブドウ糖も沢山必要となってきます。
そのため、
妊娠後期にかけて妊婦さんは
甘いものを欲する頻度が
高くなりやすいと言われています。
妊娠中の糖分の取りすぎはどんな影響がある?
妊娠中に甘いものが食べたくなる理由が
いくつか判明しましたね!
では欲求のまま、甘い物ばかり摂っても
よいのでしょうか?
答えは、やっぱりNGです。
妊娠中に甘い物ばかり食べていると
母体にも胎児にも悪影響を及ぼしてしまいます。
胎児の体重増加
糖分やカロリーの摂り過ぎは、
胎児の体重増加につながる可能性があります。
巨大児となってしまうと
出産時の合併症のリスクを
増加させてしまったり
産まれてきた赤ちゃんが
低血糖となるリスクがあります。
妊娠高血圧症のリスク
高カロリーの甘い食品を摂取しすぎると、
妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加する
可能性があります。
高血圧症は塩分の摂りすぎで発症することが
有名ですが、
糖分の過剰摂取でも
体に水分をとどめやすくしてしまうため
高血圧症のリスクを高めてしまいます。
妊娠糖尿病のリスク
糖分の摂取過多は、妊娠糖尿病の発症リスクを
増加させる可能性があります。
妊娠中は特に胎盤から出るホルモンの関係で
血糖値が下がりにくくなると言われています。
甘い物・糖分の高い物を取りすぎてしまうと
さらに血糖値が下がりにくい状態となり
妊娠糖尿病のリスクが高くなってしまいます。
体重増加と腰痛
必要以上の糖分の摂取は
栄養過多となり体重増加につながります。
急激な体重増加は、腰痛を引き起こす
リスクを増加させることがあります。
妊娠中の体重管理は、体の負担を軽減し、
腰痛の発症を予防するために重要です。
難産のリスク
甘い物を摂りすぎたことで
巨大児となった場合、
難産のリスクが高くなります。
出産時、胎児は回転しながら
産道を通るのですが、
体が多きすぎると
回転が困難となってしまいます。
また産婦自体の肥満は
産道を硬くしたり、狭めてしまう
可能性がありより分娩に時間がかかってしまう
可能性があります。
経腟分娩が困難となった場合は
帝王切開に切り替えなければならない
こともあるため、やはり
体重増加の原因となりうる、
糖質の過剰摂取は避ける必要があります。
おわりに
およそ40週に及ぶ妊娠期間だけで、
食欲や味覚だけでもこれまでに経験
したことのない変化を
感じることがありますね。
『甘いものがたべた~い』という、
糖質欲求は単純に糖分だけが欲しい
訳ではない可能性もあるため、
普段なにを食べているのか
栄養バランスに偏りはないかなど
その時足りないものが何かを
考えながら食事管理ができるといいですね。