妊娠中は虫歯になりやすい?子供への影響は?

こんにちは

アラフォー看護師で、妊活・妊娠中にして

『食べて痩せるダイエット』
チャレンジ中のMakiです!

主に妊活中から妊娠中に実施している
ダイエットや実践してよかったこと

「1年前の私に届けたい学び」として
綴っていきます♪

妊娠中、普段通り歯磨きをしていたら
歯茎から血がでたり、

虫歯や歯周病など、口の中のトラブルに
悩まされたことはありませんか?

妊娠中は複数の原因から
虫歯や歯周病になりやすいと言われています。

そして、妊娠中の口腔内のトラブルは
胎児に影響することもあります!

今日は妊娠中に虫歯や歯周病に
罹りやすい理由について。

妊娠中の口の中のトラブルが
胎児にどう影響するのか。

妊娠中の虫歯・歯周病予防の方法について
お話します。

妊婦は虫歯や歯周病に罹りやすい?!その理由とは

妊娠中に虫歯や歯周病になりやすい理由について解説します。

妊娠中のホルモンバランスの乱れや変化による影響

『妊娠するとホルモンバランスが変化する』
ということは聞いたことがあると思います。

ホルモンバランスと虫歯、関係ないように
思われるかもしれませんが、
ホルモンバランスの変化により
口腔内の環境も変化するそうです。

妊娠中に増える女性ホルモンは
歯周病菌を増やしてしまう作用があると言われています。

また、ホルモンバランスの乱れは
唾液の量が減ったり、性質がかわり
粘りが強くなることがあります。

すると自浄作用が低下し、虫歯や歯周病が
おこりやすい状態となってしまうのです。

つわりによるオーラルケア―不足

つわりには個人差があり、
つわりを誘発する原因も様々ですよね。

その中で、断トツ多いのが


歯磨きをするときの嗚咽感。

歯磨き粉で吐き気を催す。

そんな普段、何気なく行っている
オーラルケア―に関わる行動です。

そして、食べられない状態が続くと
口腔内の粘着きや乾燥が気になることは
ありませんか?

つわりにより食べられない時間が
長くなると、唾液の分泌が減り、
口の中の雑菌が繁殖しやすい状態になります。

また、嘔吐や胃酸が逆流することで
口の中が酸性に傾き、
『歯の再石灰化』の働きが弱くなります。

簡単に言うと、歯が柔らかい状態になる
イメージです。

つわり症状がひどい場合は
単純に歯磨きの回数が減ることだけでなく

口の中の環境の変化により
虫歯や歯周病になりやすい状態になると
言えます。

ちょこちょこ食べが虫歯を作りやすい環境に!

妊娠初期はつわりにより、
食べられるときに食べる。
そんな食事時間が不規則になりがちですよね。

中期から後期では、
食欲が増す方もいますし、
お腹が大きくなることでいっぺんに
量がたべられなくなることから

「ちょこちょこ食べ」が習慣化する
傾向にあります。

その結果、ここでも歯の再石灰化が
弱くなり、虫歯や歯周病になりやすい
状態となってしまいます。

妊娠中の虫歯や歯周病が胎児へも影響する!

妊婦の虫歯や歯周病が、

早産や低出生体重児となるリスクに
つながるという事をご存じでしょうか?

それは、虫歯菌や歯周病菌が口腔内にとどまらず、体内に入り込むことが影響すると考えられています。

また、炎症が広がると、
プロスタグランジン
と呼ばれる物質が分泌され、早産リスクを
高めてしまうとも言われいます。

プロスタグランジンは出産のときに
子宮の収縮を促す働きをするために分泌される
のですが、虫歯や歯周病による炎症を抑える
為にも分泌されるので注意が必要となります。

妊娠中の虫歯や歯周病対策

さて、妊娠中は普段以上に
虫歯や歯周病にかかりやすいことが
わかりましたね。

ここでは妊娠中の虫歯や歯周病対策を
紹介します。

食事のあとにうがいをする

歯磨きの回数としては
一日2回以上、ブラシとフロスをつかう
事が推奨されています。

しかし、妊娠中は分食・ちょこちょこ食べを
するなど、口の中に食べ物が残る機会が
多くなる傾向にあるので

軽食をとったあとも、歯磨きはしない場合でも
口をゆすぐようにしましょう。
キシリトール配合のガムを噛むことも
虫歯予防に効果があると言われています。
その際は市販の物より、歯医者さんで売っている物を使うのがおススメです。

つわりの時にも出来るオーラルケアーの工夫

つわり中、どうしても歯磨きがつらい!
という方もいますよね?

今まで使っていた歯磨き粉が合わない場合は
無香料の物にしたり、
泡のたちにくいジェル状の歯磨き粉に変える
ことも効果があると言われています。

それもつらい…という方は
緑茶や食塩でうがいをするとさっぱりする
という方もいるようです。

歯ブラシを口の中に入れると嗚咽を誘引してしまう場合は、歯ブラシヘッドが小さい、子供用を試してみるのも有効かもしれません。

歯磨きが出来なくても
物を食べていなくても
口腔内が乾燥していたり、
ねばついた環境が歯周病の原因となるため
うがいだけでもこまめにできるといいです。

妊娠中に歯科検診を受ける

妊娠中は自分では気が付かないうちに
口の中に小さな炎症を抱えていたり、
歯石が溜まっている可能性があります。

特別、歯や口腔内に症状がなくても
妊娠中期に一度、歯科検診を受ける
ことをお勧めします。

セルフケア―では不十分な
クリーニングをしてもらったり、

フッ素を塗ってもらうことで
歯を強くし、妊娠中や産後の
虫歯や歯周病予防にもつながります。

おわりに

産後はママ自身の時間を
確保することが難しくなります。

もしかしたら、産後すぐには
歯科受診が難しくなるかもしれません。

妊娠中に口腔内のトラブルを
解決・予防することで、産後の生活も
楽になるかもしれません。

私は妊娠中に歯科検診に行ったのですが、
その時、

・小児歯科をやっている所

・歯磨き指導を行っている所

・キッズルームがあるところ


など条件を調べて、行ってみました。

歯科医院はコンビニの数より多い・・・
そんな話も聞きます。

将来、子供がかかる歯科医院を
下見するようなつもりで
探す機会としてもいいかもしれませんね。

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